プロ論。2

2006年1月14日 読書
ISBN:4198621063 単行本 B-ing編集部 徳間書店 2005/12/16 ¥1,680

前に『プロ論』のレビューを書いたけれど、本当にこのシリーズはオススメなので『プロ論2』もレビュー(しつこいw)。

ゲゲゲの鬼太郎で知られる漫画家の水木しげるさんが、
実は片腕であの目玉おやじを書いていたのを知ったのも、この本。

有名なショー集団「CONVOY」のリーダーである今村さんの話を読めたのも嬉しかった。(↑ダンスやらタップやら色んなエンターテイメントで年間10万人の観客を動員、10億円稼ぎ出している)

以前ね、テレビで『CONVOY』の
練習風景を見たことがあったんですよね。

年齢が高めのダンサー、役者たちが

朝から晩まで、
ひたすら身体を動かして鍛え続けていました。

その稽古量って
シャレにならないの。
激しいなんてもんじゃない。
軍隊以上じゃないかと思えた。

吐く、倒れる、当たり前。

それでも14〜16時間もほとんどノンストップで
毎日踊り続けて、それで本番を向かえる。

テレビの演出じゃないっていうのは
彼らの表情やら身体の消耗具合やら言葉から
十分読み取れた

たしかそのとき、今村さんが
「とにかく、僕達は、練習するしかないんですよ
それしか、ないんです」と
シンプルに言っていた

リーダーの今村さんが 一番稽古量が多かったのも
印象的

一秒でもあったら稽古しよう!みたいな
意気だった

「なんかさあ、ガムシャラでカッコ悪いんだよね」
って平気で言う人もいますけど、ムキになるものがないということは、寂しいことです。

・・・ほかの人が眠っている間にレッスンできるか。疲れたときに苦しいトレーニングができるか。・・・でも本当に好きならやれる。やり続けられる。(『プロ論2』159ページ)


お熱いのがお好きな方は、
今すぐ書店にダッシュ。

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